便利屋の開業資金を調べました。便利屋をフランチャイズで開業する場合、開業資金を比較することをおすすめします。安さではなく本部からのサポートや研修を比較して決めることが必要です。フランチャイズ契約はトラブルが多いので、こうした費用はもちろん、本部から提供されるサポートなど様々な面を考えて契約することをおすすめします。

便利屋コミュニティ

便利屋の開業資金|大手フランチャイズ5社で安いのはどこ?

フランチャイズ開業資金

 

「便利屋の開業はいくらくらいかかるのか?」というご質問を受けることが増えてきました。店舗数が多い大手5社のフランチャイズで便利屋を開業するなら、まず開業資金の目安を知ることが大切です。

 

【2022年最新】5社の開業資金を比較

町の便利屋さんファミリー 便利屋お助け本舗 おうちの御用聞き家工房 クライアントパートナーズ 便利屋ベンリー
開業資金 148万5,000円 99万5,238円 305万円 300万円 不明
店舗数 90店舗 273店舗 195店舗 16店舗 200店舗
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※便利屋ベンリーの情報は現在公開されていません。

 

開業資金の内容は、【加盟金・研修費・資機材費・保証金】など様々なものが含まれています。700万円から50万円と大きな差があるのでフランチャイズごとの情報を比較しましょう。

 

開業資金が高い所は法人として開業される方が多く、個人で開業するのであれば『家工房』『町の便利屋さんファミリー』『便利屋お助け本舗』がおすすめです。

 

便利屋の【開業資金】比較

便利屋のフランチャイズで最も安く開業できるのが「便利屋お助け本舗」で、最も高いのが「便利屋ベンリー」となります。※「便利屋ベンリー」はすべて情報が2019年のものです。最新の情報を知りたい方は「便利屋ベンリー本部」へ問い合わせをお願いします。

 

クライアントパートナーズ

300万円

家工房

305万円

町の便利屋さんファミリー

148万5000円

便利屋お助け本舗

99万5238円

便利屋ベンリー

公開されていません。

 

加盟金のみを比較したいという方はこちらの記事をどうぞ。

 

大手便利屋フランチャイズ5社の加盟金を比較

 

開業に必要な費用が安ければよいというわけではありません。十分なサポートを受けれなかったり、様々な資材が別料金という場合もあるので、それぞれの便利屋の特徴を知ったうえで選択しましょう。

 

便利屋を開業をするために必要な技術はもちろん、地域の方に愛される便利屋を経営し続けられるようなフランチャイズ選びをしていくことをおすすめします。

 

安い【開業資金】で選ぶのではなく目的を意識すること

 

フランチャイズのメリットは開業資金やロイヤリティを支払う代わりに、様々なノウハウやサポートを得るという所です。

 

「便利屋お助け本舗」はこの5社のなかでは安く開業できます。しかし、サポートについての詳しい記載がないので、手厚いサポートがほしいと思っている方は避けた方がよいでしょう。

 

『家工房』『町の便利屋さんファミリー』は安いわけではないですが、手頃な料金で充実したサポートまでついています。

 

大手便利屋フランチャイズ5社の開業前・開業後のサポートを比較

便利屋の【開業資金】とプラン

クライアントパートナーズ

 

クライアントパートナーズ

 

2009年設立で創業10年、困りごとを解決するために作られた女性スタッフだけの便利屋をウリにしており、関東を中心に15店舗あります。

 

フランチャイズ

加盟金 3,000,000円
ロイヤリティ 利益の30%

 

代理店

加盟金 1,000,000円
ロイヤリティ 利益の30%

 

クライアントパートナーズの特徴

  • 「フランチャイズ」と「代理店」の2つの開業方法があり選べる。

 

ホームページには加盟金とロイヤリティの金額しか記載がないので、興味がある方は電話やメールで問い合わせるとよいでしょう。

 

クライアントパートナーズはどんな方におすすめ?
女性の便利屋を始めたいと思っている方はおすすめです。開業資金や研修などについては本部に確認しましょう。詳しい情報はこちら>>

公式サイトはこちら

 

おうちの御用聞き家工房

 

家工房

 

2018年設立のまだ若い便利屋ですが急成長しており、現在全国に195店舗と加盟店が増えています。

 

加盟金

1,320,000円
屋号・商標使用権、許諾標章使用許諾料、技術マニュアル、契約事務手数料

保証金

300,000円(非課税)
契約終了後に返還される

研修費 330,000円
研修期間 10日間
開業パック

825,000円
機材、販促物、ユニフォームなど

スタートパック

275,000円
開業支援費用(3日間)・HP作成費用

開業費合計 3,050,000円

※消費税込み

 

家工房の特徴

  • 研修、開業後のサポートもしっかりしており、未経験からでも開業できるしくみができている。
  • 開業資金の融資相談も受け付けているので手元にお金を残したい方も開業できる。
  • 無店舗での開業ができるので開業コストが抑えられる。
  • 本部からのサポート、エリアミーティングなどサポートも満足できる内容。

 

家工房はどんな方におすすめ?
まだできて間もない企業なので、まずは説明会でお話を聞くことをおすすめします。詳しい情報はこちら>>

 

公式サイトはこちら

 

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『フランチャイズの窓口』はこちら

 

町の便利屋さんファミリー

 

ファミリー

 

1985年設立、創業35年という歴史ある便利屋です。全国に100店舗ほどあり、フジTV 「とくダネ!」、TBS「白熱ライブビビット」などメディアでの露出も多く、知名度も高いといえます。

 

加盟コース

加盟金

330,000円
開業地区での営業権・商標使用料

研修費

495,000円
100項目ほどの技術やノウハウを修得できる研修

研修期間 約2週間
資機材費用

660,000円
便利屋開業に必要な資機材一式に、広告パンフレットやマニュアルDVD・ユニフォームなど

開業費合計 1,485,000円

※消費税込み

 

自由開業コース

 

フランチャイズに加盟せずに、自分がほしい技術だけを習得するコースになっています。

 

ハウスクリーニング 165,000円(4日間)
水廻りメンテナンス 110,000円(3日間)
営繕・日曜大工 165,000(4日間)
エアコン設置・清掃 110,000(3日間)
鍵・セキュリティ 165,000(2日間)
遺品整理 165,000(2日間)
便利屋の基礎 165,000(3日間)

※消費税込み

 

町の便利屋さんファミリー

  • 2種類の開業方法から選べて、開業コストを抑えたい方も開業できるしくみがある。
  • 加盟コースのロイヤリティには便利屋総合保険が含まれているので万が一の時も安心。

 

加盟コースはどんな方におすすめ?
開業資金が250~300万ほどかかる計算になります。開業予算があり、技術を得る目的があるのならばおすすめです。自由開業コースはどんな方におすすめ?
フランチャイズには加盟しないけれど、技術を学びたいという方にはとてもおすすめです。詳しい情報はこちら>>

 

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便利屋お助け本舗

 

お助け本舗

 

2011年設立で、現在全国に約250店舗という急成長しているフランチャイズの便利屋です。開業後に本部からのサポートといった記載はありません。

 

代理店加盟費

104,762円
代理店加盟費用

開業実務研修費

73,333円
代理店開業実務研修・営業研修(実務研修・営業研修の教材費一式含む)

研修期間 3日間
販促・書類一式

817,143円
ホームページ(PC・スマホ・携帯)制作、契約関係書類一式、開業時必要書類一式、営業ツール一式、販促物一式、印刷物一式(チラシ大小各1万枚含む)、制服一式等

開業費合計 995,238円

 

便利屋お助け本舗の特徴

  • 舞の海さんのイメージキャラクターで知名度も高い。
  • 無店舗での開業、法人としての開業はもちろん、女性1人での開業、副業としての開業もできる。

 

便利屋お助け本舗はどんな方におすすめ?
全国チェーンの便利屋で、開業資金が安いところを探している方におすすめです。詳しい情報はこちら>>

 

公式サイトはこちら

 

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便利屋ベンリー

 

ベンリー

 

1990年創業、全国に200店舗以上ある大きなフランチャイズです。メディアでの露出もあり、全国展開が進んでいるのでフランチャイズとしてのブランド力も強いので安心して開業できます。

 

※便利屋ベンリーの金額は現在公式サイトで公開されていません。最新の情報を知りたい方は「便利屋ベンリー本部」へ問い合わせをお願いします。

 

ベンリーの特徴

  • 研修期間が2ヶ月ほどあり、技術的な研修はもちろん、経営者としての考え方、人材育成の研修など幅広く学ぶことができる。
  • 開業してからの本部のサポートが充実。

 

便利屋ベンリーはどんな方におすすめ?
法人で便利屋を開業しようと考えられている方にはおすすめです。詳しい情報はこちら>>

 

公式サイトはこちら

開業資金はローン?それとも融資?

開業資金の金額はそれぞれ違います。フランチャイズ独自のローンが利用できる店舗を調べてみました。

 

家工房 開業資金の融資相談も受け付けているそうです。
町の便利屋さんファミリー 「加盟コース」「自由開業コース」どちらも全額ローンが利用できます。

 

ローンや融資について記載があるのはこの2つのフランチャイズになります。

 

ホームページに記載がないだけで、このほかにもローンや融資を受けることができる場合もあるので、説明会で尋ねてみることをおすすめします。

 

便利屋を起業したいけれど踏み出せないという方の多くは「お金の不安」です。自己資金だけでは不安という方は、こういったシステムを利用するのも一つの手です。

 

便利屋の開業で失敗される方はお金の準備不足の場合が多いようです。失敗しないためにも、こちらの記事をご覧ください。

 

自己資金を確保することがおすすめ

便利屋に限ったことではなく、独立開業がうまくいくコツとしてこの4つがあげられます。

 

  • 在庫をもつ必要がない
  • 事業の継続性がある
  • 初期投資が少ない
  • 利益率が高い

 

便利屋の開業はピッタリはまります。だからと言って、無計画に開業してもよい方向へいくとは限りません。

 

多くの方はフランチャイズは名前が知られているから安心と感じてしまいがちですが、開業する地域によっては「便利屋」という言葉さえピンとこない方が多い場合もあります。

 

そもそも、便利屋は開業したからといって、すぐにお客様がついてくれるわけではありません。チラシを配布したり、ホームページやブログなどを更新したり、地味な種を撒く期間が必ず必要です。

 

融資を受けるという手段も

 

便利屋の中には全額ローンで開業できるところもありますが、融資を受けるという選択もあります。中小企業経営力強化資金、挑戦支援資本強化特例制度など、自己資金なしの状態でも融資を受けることができるものもあるので、チェックしてみてください。

 

もちろん、開業資金は自己資金を利用して、運転資金の融資を受けるという選択もります。しかし、経営が安定するまでどれくらい時間が必要なのか見えない部分もあります。便利屋を開業して失敗する方の多くは、資金繰りの悪化という問題があるので、自己資金はなるべく確保しておくことをおすすめします。

 

開業資金が安いからと安心しないこと

 

説明会でおいしい儲け話ばかり聞いて、低資金で開業できるからと安易に開業してしまうことは危険です。フランチャイズではロイヤリティの支払いなどがあり、収入が少ない時期はその支払いがきつくなる場合もあります。オープンの時は本部が払ってくれることもありますが、開業後は広告宣伝費も自分で支払わなければいけません。

 

しかし、個人での開業の場合、広告宣伝・店舗運営・経理などすべて自分でやらなくてはいけません。信用度もないので、銀行の融資を受けにくいというデメリットもあります。そのため、労働時間はとても長いが、それほど儲かってないという事になっていまします。

 

フランチャイズでは加盟金やロイヤリティの支払いなどはありますが、大手の便利屋であれば融資が用意されており、フランチャイズ側のリサーチによって開業にピッタリの場所も選んでくれます。また、経営の部分は本部が研修をしてくれたり、他の店舗の失敗事例を共有したりと、本部からの情報提供があるので安心な面も多いと言えます。

運転資金をしっかりと準備すること

フランチャイズで開業するための開業資金ばかりに意識が向いてしまいがちですが、運転資金の準備をしておかないといけません。運転資金は事務所の家賃や水道光熱費、電話の通信費から集客にかかわる費用まで内容は様々です。

 

フランチャイズの説明会では集客はすぐにできます!本部からのサポートがあるから安心です!と言われますが、集客にもお金がかかります。

 

集客にかかる費用【チラシ配布】

 

便利屋の集客において、チラシが最も反応が早いツールであることは間違いありません。便利屋を実際に経営している管理人はチラシは、「10万枚まかなければ効果はない」と思っています。

 

とにかくコツコツとチラシを撒くことが一番です。これは、フランチャイズであってもなくても同じです。「チラシを配布しても反応がない・・・」と本部に相談しても、さらに本部からは「新聞折り込みチラシを追加しなさい」という答えしか返ってこない場合も。

 

こういった場合、チラシ代金と折り込み代金ばかりがかさみます。

 

新聞折り込みチラシの料金の相場

A5・B5

2.7~4.7円

A4・B4

3.3~5.6円

A3・B3

4.6~9.7円

 

都市部では安く、都市部から離れた地域になるほど金額が上がる傾向にあります。地域によって細かく料金が違うので、開業地域をリサーチしてみてください。

 

例)30,000枚のチラシを配布する

 

チラシは1枚3円とすれば30,000×3円=90,000円
折り込み料金が2.7円なら30,000×2.7円=81,000円

 

合計 171,000円

 

チラシは1枚5円とすれば30,000×5円=150,000円
折り込み料金が3.3円なら30,000×3.3円=99,000円

 

合計 249,000円

 

新聞折り込みチラシの場合、これだけお金をかけて広告を打ち出して売り上げが出ても、事務所や様々な経費を差し引いてもプラスにならないこともあります。

 

新聞折り込みをせずに、ポスティングをするのであれば新聞折り込み料金はかかりません。開業してすぐで仕事の依頼が少ないのであれば、その空いた時間を使ってどんどんポスティングしていきましょう。

 

しかし、インターネットの環境がない高齢者の依頼の多くは、新聞折り込みチラシやポスティングでの反応なので、必要な投資であることに変わりはありません。どのようにチラシを有効活用していくか、考えながら運営していくことが求められます。

 

集客にかかる費用【ホームページ運営】

 

インターネットで集客するという方法は、スマートフォンやパソコン・タブレット端末の普及により当たり前になってきています。

 

便利屋お助け本舗 資機材費(817,143円(税込))の中にホームページ制作費が含まれています。
町の便利屋さんファミリー 資機材費(660,000円(税込))の中にホームページ制作費が含まれています。
家工房 開業資金の中にスタートパックという費用(275,000円)があり、開業支援費用(3日間)・HP作成費用と記載されています。
便利屋ベンリー 記載はありません。
クライアントパートナーズ 記載はありません。

 

ホームページは引っ越し・不用品回収・草取りといった目的をもって困りごとを解決してくれる方法を探している方に向けた集客になります。

 

一度作ってしまえば電話に出れない時でも、ホームページに記載されているメールやLINEなどでお客様から連絡をとることもできます。そして、他社との違いをアピールしたり、スタッフの紹介でお客様に安心感を与えることもできます。

 

まとめ

便利屋のフランチャイズは開業資金だけで選ぶと、こんなはずではなかったと思うことになりかねません。

 

どんな業種のフランチャイズでも言えますが、フランチャイズの言う通りにしておけば大丈夫ということは絶対にありません。

 

フランチャイズで便利屋開業で失敗しないために読んでおくこと>>

 

高額な開業資金を支払ったのに、満足できる内容でなかったということにならないように、気になるフランチャイズがあった場合は説明会に参加して疑問・質問をぶつけてみることをおすすめします。

 

フランチャイズでの開業をする方、自分で便利屋を開業する方、それぞれの開業方法があります。管理人も様々なフランチャイズの説明会に参加して、個人で開業するということを選択しました。

 

どういった方法で開業しても、1年で低迷する方もいれば、数年で年商1億を超えて法人化する方もいます。

 

儲かるか、儲からないかは開業者しだいです。

 

管理人の紹介

 

サイト運営者の株式会社ウェブグロースの代表取締役の堀場です。町田市の地域密着の便利屋困りごと解決本舗の創業者でもあります。

 

もともとウェブ集客や集客全般が得意だったので、そこまで困らずにスタートアップすることができました。これから開業しようと考えている方は、私が便利屋についてビジネス目線で語ったnoteがあるので、もしよかったら読んでみてください。

 

この記事は実際に便利屋を0からはじめてみて、実際にやってみた経験や自分が思った素直なことをまとめてみました。

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