フランチャイズで便利屋でするとロイヤリティが払えるのか心配される方がいます。そこで、公式ホームページに収支シュミレーションを掲載している2社の情報をもとに、様々な情報を比較してみようと思います。

大手便利屋フランチャイズ5社のロイヤリティを比較

 

便利屋

 

ロイヤリティとは店舗の看板や名前を利用する商標使用料、技術・経営のノウハウを利用する代わりに本部に支払うお金のことです。便利屋のフランチャイズの多くは月額の固定料金で、1万〜8万と差があることがわかります。

 

ロイヤリティだけでなく、開業で必要な資金やサポート面など様々な面を比較して選ぶと、安定した経営を保つことができるでしょう。

 

ここでは、管理人が調査した便利屋フランチャイズ7社のロイヤリティを比較し、公式サイトで公開されている2社について収支シュミレーションをみていきましょう。

 

便利屋フランチャイズのロイヤリティ比較

管理人が調査した便利屋フランチャイズ5社のうち、4社が月々の支払いが固定される定額方式です。『クライアントパートナーズ』は売上利益の30%がロイヤリティとなる売上歩合方式でした。

 

『便利屋ベンリー』はロイヤリティはないですが、経営指導料・経営支援システム費用が月々20万円ほどかかります。そのため、ロイヤリティではありませんが、月々の支払いは必要です。

 

また、『家工房』もシステム費用として月々11,000円ロイヤリティとは別に支払が必要です。このように、月々の支払いはロイヤリティだけではない場合もあるので、正確な金額を把握しておくことも重要です。

 

店名 ロイヤリティ 方式
クライアントパートナーズ 利益の30% 売上歩合方式
町の便利屋さんファミリー 55,000円 定額方式
便利屋!お助け本舗 52,380円 定額方式
おうちの御用聞き【家工房】

44,000円
(+システム費11,000円)

定額方式
便利屋ベンリー

0円
(経営指導料・経営支援システム費用200,000円)

 

※『町の便利屋さんファミリー』では2つのコースが用意されており、ロイヤリティ0円の自由開業コースもあります。しかしこの場合、フランチャイズで得られるような本部からのサポートはなく、便利屋としての業務の技術を学ぶだけになります。

ロイヤリティとは?

ロイヤリティは運営のサポートの対価?

 

ロイヤリティは本部からのサポート量・質の対価だと思うとします。

 

  • サポートを必要とするオープンして間もないA店
  • 開業して数年たつベテラン加盟店のB店

 

A店 B店
サポート量 多い 少ない
ロイヤリティ(固定) 5万円 5万円

ロイヤリティ
(利益の30%)

月50万円の利益の場合
15万円

月100万円の利益の場合
30万円

 

例えば5万円の同じロイヤリティを払うとしても、サポートを多く受けているA店と、サポートもなく自立しているB店はサポートが必要としない状態で5万円の支払いが必要となります。

 

これが売上歩合方式となった場合はどうでしょうか?月50万円の利益のA店はサポートも充分受けて15万円ロイヤリティとして支払います。月100万円の利益のB店はサポートはほぼない状態で30万円ロイヤリティとして支払います。

 

自分がほしいと思っているサポートが十分受けることができれば満足ですが、ベテラン加盟店となった場合、ロイヤリティは運営のサポートの対価ではないと考えた方がよいでしょう。

 

便利屋フランチャイズで良いのは、多くの企業がロイヤリティを定額方式にしているという部分です。

 

世の中には多くのフランチャイズがありますが、売上歩合方式で売上の〇%としている所は多く、成功すればするほど払わなければいけないしくみがある場合が多いのです。

 

フランチャイズ企業自体はフランチャイズに至るまで、ゼロからお店を作り上げているので、その企業そのものが素晴らしいということがわかります。加盟金やロイヤリティをはその企業努力を、お金を支払うことで看板を背負わせてもらうことができるのです。

 

お金を払ってでも加盟したくなる理由がある本部なのか

 

成功して、本部から手が離れたB店は、今後本部からのメリットはないのでしょうか?成功したお店はオーナーの努力もありますが、そこに何かしらの成功要素となるポイントがある場合もあります。すぐれた本部であれば、その成功要素をフィードバックして他の店舗へと伝え、フランチャイズがより大きく育つことになります。

 

成功要素を多く積み重ねて、低リスク・安定リターンを生み出す力こそが、大手のフランチャイズがやってきたことです。お金を払ってでも加盟したくなる理由が大手フランチャイズにはあるのです。

 

フランチャイズでの企業は数字で判断せずに、資料を取り寄せたり、説明会に参加して、本部の方の様子を見ることも大事です。

 

このロイヤリティを支払い続けることを不満に感じてしまう方はフランチャイズに加盟しない方がよいでしょう。このような考えの方は個人での開業をおすすめしたいと思います。

 

関連記事:フランチャイズではなく個人での便利屋の開業について

 

便利屋の知名度としてのロイヤリティ

 

「便利屋って怪しい」「便利屋って何するところ?」というイメージの方がいるように、まだ全国的に定着している職業ではないようです。しかし、テレビやインターネットの広告などで有名な便利屋は、便利屋がない地域でも知名度があるため活動しやすいようです。

 

大手のフランチャイズではロイヤリティの額が大きい反面、研修の充実・開業後のサポートがあり、本部から仕事を紹介してもらうこともあります。大手では本部のホームページに検索でたどり着いた方が依頼し、その依頼を振り分けてもらえるしくみもあります。

 

ロイヤリティを支払ってでもフランチャイズに加盟した方がメリットが多いということはあるのです。

3社の収支シュミレーション

家工房の収支シミュレーション

 

家工房のホームページに添付されている収益モデルです。(参考資料:家工房公式サイト収益モデルのページ

 

直営店の収支モデル(2019年3月のもの)
項目 費用
売上 3,282,899円
材料費・外注費 1,619,000円
家賃・光熱費 31,791円
人件費 280,209円
チラシ折込代 199,935円
ガソリン代 51,840円
電話代 15,193円
その他経費 11,722円
合計 1,073,209円

 

 

町の便利屋さんファミリーの収支シミュレーション

 

町の便利屋さんファミリーで、スタッフは1名・自宅で開業されている方の収支シミュレーションです。(参考資料:フランチャイズWEBリポート「町の便利屋さんファミリーの加盟プランと収支モデル」のページ

 

売上げ 約150万円
原価 約15万円
人件費 約20万円
賃料 0円
光熱費 0円
ロイヤリティ 約5万円
その他経費 約20万円
営業利益 約90万円

 

 

便利屋!お助け本舗の収支シミュレーション

 

便利屋!お助け本舗の月次利益モデル(経営者1名の場合)の例です。(参考資料:フランチャイズ比較.net「便利屋!お助け本舗」のページ

 

月間売上※税別価格
項目 売上
お掃除・片付け 178,500円
家具・荷物の移動 165,000円
代行業務 117,500円
引っ越し手伝い 103,500円
庭仕事 73,500円
不用品処分お手伝い 132,000円
家具の組み立て 66,000円
その他 89,000
売上合計 925,000円

 

月間経費※税別価格
項目 費用
ロイヤリティ 50,000円
車両費・燃料費 40,000円
宣伝広告費 30,000円
消耗品費 20,000円
その他 20,000円
合計 160,000円

 

月間利益※税別価格

 

765,000円

 

便利屋!お助け本舗は開業資金が安く、このように安定した売上があれば初期投資も早く回収できることでしょう。

 

どのぐらい稼げますか?

1日の平均として、労働時間は5.4時間、作業件数は3.7件、売り上げは約3.9万円が平均となります。
稼働数を25日とすると1ヶ月で97万円前後の売上げとなります。

 

引用:【便利屋!お助け本舗】公式サイト・よくある質問

 

 

平均的なモデルとして3つの便利屋を例にあげましたが、これからさらに売上をアップする事も可能です。開業して1年で低迷する方もいれば、数年で年商1億を超えて法人化する方もいます。

 

儲かるか、儲からないかは開業者しだいです。

ロイヤリティは安いほうがいい訳ではない

ロイヤリティの3つのパターン

 

  • 便利屋で多い!毎月決まった固定料金の『定額方式』
  • 飲食店で多い!売上により変動する『売上歩合方式』
  • コンビニで多い!売上総利益に対して支払いが必要になる『粗利分配方式』

 

売上の応じてロイヤリティが変動するような場合、売上が上がるほど支払う額も多くなり負担になってしまいます。

 

フランチャイズチェーンとしてのブランド力はもちろん、知名度や市場価値、提供してもらう研修システムなども考慮して選ぶことが求められます。また、加盟店の伸び率や本部が新しい事にチャレンジをしているかなどもチェックしておきましょう。

 

伸び率は当サイト独自で調査した店舗数のデータを参考にどうぞ(大手便利屋フランチャイズ5社の店舗数を比較)。

 

これからオーナーとしてやっていくことを考えているのならば、様々な視点から納得いくまで調査・検証して選ぶようにしてください。

説明会で売上について聞くポイント

管理人は興味があるフランチャイズの説明会には、ぜひ参加することをおすすめしています。説明会ではパンフレットには掲載してない内容はもちろん、フランチャイズの雰囲気・仕事に対する姿勢・活気を知ることができます。

 

もしも、フランチャイズ側が経営の収益について話さない場合は尋ねてみましょう。

 

  • 加盟店の成功率は?赤字の店舗はあるのか
  • 平均投資回収は何年くらいなのか
  • 途中解約したお店はあるのか
  • 不振店対策のバックアップ体制はあるのか

 

フランチャイズ本部の説明会に参加するということは、心のなかでは「ここは良いフランチャイズではないか?」と思っているような状態だと思います。

 

フランチャイズの中には説明会で良い話ばかりをするところもあるので、こういった質問事項を用意しておきましょう。ネットにある情報や、パンフレットではなかなか記載がない部分を聞くチャンスは説明会でしかありません。

 

もしも、研修などを通して加盟店オーナーに出会うチャンスがあるならば、開業までに予想外の出費はなかったか、オープン前後の苦労話や、説明会で本部が話したことに差異はないのか聞いてみるのもよいでしょう。

 

  • 説明会でおいしい話ばかりする
  • 加盟店での見学をさせてもらえない
  • 加盟契約をせかせる

 

説明会に参加したらこのようなフランチャイズの本部だった!という場合は、そこで契約はせずに一旦家に持ち帰りましょう。フランチャイズによってはいきなり加盟申し込み書を渡してくるようなところもあるそうです。

 

惚れ込んで説明会に行くと決めたかもしれませんが、冷静な判断が大切です。契約は慎重におこないましょう。

フランチャイズ選びは慎重に

フランチャイズで便利屋を開業しようと思っている方は、月々のロイヤリティについても考えておかなければなりません。

 

ロイヤリティは一見たいした額ではないように感じるかもしれません。しかし、安定した収入があればいいのですが、本部の経営ノウハウ研修で覚えたとしても、、立地や経営方法によってはあまり利益が上がらないということも考えられます。

 

様々な面を見比べて、フランチャイズは慎重に選ぶことが重要です。

 

フランチャイズではなく、自分でイチから便利屋を開業しようとお考えなら、現役の便利屋の私が相談にのりますので、ぜひお声掛けください。

 

管理人の紹介

 

サイト運営者の株式会社ウェブグロースの代表取締役の堀場です。町田市の地域密着の便利屋困りごと解決本舗の創業者でもあります。

 

もともとウェブ集客や集客全般が得意だったので、そこまで困らずにスタートアップすることができました。これから開業しようと考えている方は、私が便利屋についてビジネス目線で語ったnoteがあるので、もしよかったら読んでみてください。

 

この記事は実際に便利屋を0からはじめてみて、実際にやってみた経験や自分が思った素直なことをまとめてみました。

 

「個人で便利屋を開業したい」「フランチャイズでの開業はどこがいいのか迷っている」という方は、30分〜1時間くらいの無料相談も受け付けていますので、まずは無料メール相談にてご連絡ください。