創業7年目でコツコツとフランチャイズ数を伸ばしている注目の「便利屋お助けマスター」と、創業12年目で便利屋フランチャイズNo.1の店舗数を誇る「便利屋お助け本舗」。
この人気フランチャイズ2社を比較しました。
お助けマスターは最近伸びてきている便利屋フランチャイズです。開業資金はそれほど高くはないうえに研修期間も長く、未経験の方にもおすすめです。
フランチャイズでは店舗数が伸びてくると開業費用を値上げする所があるなかで、お助け本舗は管理人が調査した4年間で一度も値上げを行っていません。便利屋フランチャイズ6社の中で最も開業資金が安く、短期間で開業したい方にはおすすめです。
マスター | お助け本舗 | |
---|---|---|
加盟金 | 330,000円 | 104,762円 |
研修費 | 330,000円 | 73,333円 |
研修期間 | 10日間 | 3日間 |
資機材費 | 660,000円 | 817,143円 |
保証金 | 150,000円 | -円 |
開業費合計 | 1,470,000円 | 995,238円 |
資料請求 | 資料請求 |
2社の開業費の差は50万円ほどあり、加盟金の差が大きいようです。
しかし、費用だけでフランチャイズを決めてしまうのは良い選び方ではありません。研修や本部からのサポートなど、細かい情報を比較してみなければどちらがおすすめかわかりません。
フランチャイズではロイヤリティの支払いが必須です。
これはお店の名前を使わせてもらうことと、様々なノウハウやサポートを受けるために必要な経費と考えるとよいでしょう。
マスター | お助け本舗 | |
---|---|---|
ロイヤリティ | 55,000円 | 52,380円 |
便利屋フランチャイズ6社で比較すると5万円程度の所が多く、2社は平均的であることがわかります。
便利屋に限らず多くのフランチャイズで、契約期間中に解約をしてしまうと違約金を払うことになります。「ロイヤリティの◯ヶ月」という所もあるので、契約前にもしもに備えてそういった情報も集めておきましょう。
2社の研修についての内容は大きく違います。大きく違うのは研修期間です。
未経験の方で便利屋を開業したいという方は研修を丁寧にしてくれるお助けマスターがおすすめです。
マスター | お助け本舗 | |
---|---|---|
研修費 | 231,000円 | 73,333円 |
研修期間 | 10日間 | 3日間 |
技術研修の様子(公式サイト「フランチャイズ加盟店募集」ページより引用)
開業前に10日間の研修が行われます。内容としては、庭仕事1日・DIY2日・買取0.5日・ハウスクリーニング1日・エアコン洗浄1日・実店舗研修4日・火災保険0.5日といったもので実際に使える技術や知識になります。
お助けマスターには実店研修があり、実際に経営をしているオーナーの方の店で4日間の研修があります。
研修は渋谷区の本部事務所にて、営業・業務・事務作業等に関する研修が3日間行われるとホームページに記載があります。
他の店舗は1週間や10日間の研修が行われるので短いような気がしてしまいます。しかし、「依頼の多くは日常生活での困りごとあので特別な技術が必要な作業はほとんどありません」という本部の考えによりこういう期間になっているようです。
こちらでは、開業までの細かい情報を記載します。
2社ともに自宅で開業できるので、事務所費を抑えたいという方にはおすすめです。
マスター | お助け本舗 | |
---|---|---|
開業費のローン | 〇 | - |
法人・個人での加盟 | 〇 | 〇 |
店舗の有無 | 無店舗OK | 無店舗OK |
副業としての開業 | 〇 | 〇 |
損害保険 | 〇 | 〇 |
契約期間 | 1年 | 3年 |
エリアの縛り | - | 〇 |
お助けマスターは損害保険があるので、お客様と何かしらのトラブルがあった場合でも安心です。
こちらの情報をすべて公開しているのは便利屋お助けマスターのみです。
「便利屋お助け本舗」の公式サイトにはよくある質問のページがあり、テリトリーについてや作業中のトラブルの保証についても記載があり安心感があります。
特に、「お客様との間でトラブルがあった場合は顧問弁護士が対応致します」という記載があるのは、6社のなかでもお助け本舗だけです。
お助けマスターは店舗数がグンと増え、関西を中心に全国に広がっています。
お助け本舗は便利屋フランチャイズのなかで、最も店舗数が多く伸び続けています。とくに関東での人気が高く、店舗同士で顧客の取り合いにならないか心配です。
あまり密集してしまうとそういった心配もありますが、公式サイトには「営業テリトリー(商圏)は、人口10万人/5万世帯を目安に1店舗としています」という記載はあります。
※2024年7月調査情報
マスター | お助け本舗 | |
---|---|---|
北海道・東北 | 1 | 10 |
関東 | 5 | 155 |
信越・北陸 | 2 | 12 |
東海 | 6 | 27 |
関西 | 28 | 48 |
中国 | 9 | 4 |
四国 | 1 | 2 |
九州・沖縄 | 6 | 23 |
合計 | 58店舗 | 281店舗 |
お助けマスター | お助け本舗 | |
---|---|---|
資機材・販促費 | 66万円 | 81万7,143円 |
WEB制作 | 〇 | 〇 |
本部紹介 | 〇 | 〇 |
チラシ | 折込/3万部・A4/1万部 | 大小各1万枚 |
WEB集客について
資機材費(660,000円(税込))の中にホームページ制作代が含まれています。
チラシ集客について
資機材費(660,000円(税込))の中にチラシやパンフレットの費用も含まれています。チラシやテレビといった情報は、インターネットを使わない高齢者のところへも届きやすく、本当に困っているからこそ利用してくれます。
開業するときに、販促・書類一式で817,143円かかります。その中には、こうした集客に必要なアイテムが用意されています。
WEB集客について
「便利屋 お助け本舗」で検索を行うとすぐにお住まいの地域のページにたどり着くことができます。わかりやすい料金体系なので、どんな年代の方でも利用しやすいようです。
チラシ集客について
集客アイテムとしてこのようなチラシも用意されており、テレビやラジオ、雑誌、WEB広告などにも露出しているので、チラシを手にした方が、「あっ!きいたことある!」と感じる方も多いようです。
開業後も本部がしっかりとバックアップしてくれるので、初心者の方も安心して開業することができます。
お助けマスターがおすすめな方
お助けマスターをおすすめしない方
他のフランチャイズでは記載がない買取についてですが、
お客様から購入した不用品は本部が買い取り、最短当日に入金させていただきます。必須ではございませんのでネット出品等、ご自身で販売して頂く事も可能です。
こういった記載もあるので、便利屋に売上にプラスして買取販売の利益を上げることも可能です。
そのため普通の便利屋、不用品買取業者、清掃業者とも違う魅力を出すこともできるということになります。
お助け本舗がおすすめな方
お助け本舗をおすすめしない方
お助け本舗の開業店舗は減少傾向にありますが、関東での人気は高いままです。開業者を募集するサイトには「本部からのサポートがある」という記載はありますが、細かい記載はないので説明会でぜひお尋ねください。
サイト運営者の株式会社ウェブグロースの代表取締役の堀場です。町田市の地域密着の便利屋困りごと解決本舗の創業者でもあります。
もともとウェブ集客や集客全般が得意だったので、そこまで困らずにスタートアップすることができました。これから開業しようと考えている方は、私が便利屋についてビジネス目線で語ったnoteがあるので、もしよかったら読んでみてください。
この記事は実際に便利屋を0からはじめてみて、実際にやってみた経験や自分が思った素直なことをまとめてみました。
\noteはこちら/
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