近年、高齢化社会の進展により、日常生活で困りごとを感じるシニアの方が増えています。
買い物や掃除、庭の手入れなど、ちょっとしたことであっても、体力的に難しかったり、時間がないと感じたりすることもあるでしょう。
そんな時こそ、便利屋の出番です!シニアの方たちをサポートに特化した便利屋フランチャイズも増えています。
ここでは、便利屋フランチャイズを調べつくした現役便利屋経営者が、おすすめの御用聞きフランチャイズを紹介します。
家工房は5年ほどで店舗数が3倍に増えている、急成長中の便利屋フランチャイズです。
「電球交換100円」というインパクトがある集客で、お年寄りの困りごとを解決していき、地域に根付く御用聞きサービスを提供していきます。
お年寄りの方からの依頼が多いお困りごとランキングは、1位「庭作業(剪定・草むしり)」2位「水回り修理」3位「ハウスクリーニング」だそうです。
本部からのサポートもあり、丁寧な研修や他店舗とのつながりなどもできる魅力的なフランチャイズです。
開業資金 | ロイヤリティ | 店舗数 | 開業費ローン |
---|---|---|---|
407万3,000円 |
44,000円 |
260店舗 | 〇 |
無店舗 | 副業 | 損害保険 | WEB制作 |
〇 | ― | ― | 〇 |
研修期間 | チラシ | 契約 | 差別化 |
10日間 | 折込10万部 | 1年間 | 100円からの高齢者サービス |
「くらしのパートナー」は福祉・介護領域に特化した事業を行っている、株式会社クラピスがスタートさせた御用聞きサービスです。
「老人ホーム探し」や「遺言書作成」といった、他の御用聞きビジネスと少し違ったサービスを提供できるのが特徴です。
開業プランは4つあり、0円スタートのものから徐々に内容とグレードが上がっていきます。フランチャイズ他社と同じようにコンサルやサポートがついている、最も高いプレミアムプランになると209万円ほどになります。
自分のスキルに合わせてプランが選べるのは良いですね。
開業資金 | ロイヤリティ | 店舗数 | 開業費ローン |
---|---|---|---|
209万円 |
40,000円 |
61店舗ほど | 〇 |
無店舗 | 副業 | 損害保険 | WEB制作 |
〇 | 〇 | ― | 〇 |
研修期間 | チラシ | 契約 | 差別化 |
― | ― | 3年 | 高齢者サービス |
誰に頼んでいいのかわからないというご高齢の方からの依頼はもちろん、遠方に住む家族からの依頼もあります。利用した方の口コミを見るととても喜ばれています。
お助けサービスさんを知りあいから紹介してもらいましたが、私自身、足が不自由なことがあり車イスでの散歩や買い物に付き合って頂いて助かります。
息子は地方に住んでおり急な事は頼めません。できないことはこれまで我慢していましたが、頼める人ができたことで生活が変わりました。ありがとうございます。
引用:便利屋お助けサービスを利用された方の口コミhttps://otasuke110.jp/service-list/kaigo/
母親の転院に自分がついていけないので、愛知の病院まで一緒に付き添ってあげてほしい依頼しました。今日は、ありがとうございました。明るくて優しいスタッフさんでした。母が大変喜んでいたとお伝えください。またお願いします。
引用:クライアントパートナーズを利用された方の口コミhttps://www.clientpartners.jp/service/00840.html
一人暮らしだが、先日転んで怪我をしてしまい、車椅子生活になった。思うように動けず、長い間自宅に引きこもっており、気が滅入っている。久しぶりに外出して楽しみたいので、介助をしながら楽しくお話してくれるスタッフさんをお願いしたい。
誰に頼んで良いかわからず、大変困っていたので、一緒に楽しく外出してくれるサービスにはとても救われました。車椅子の介助をお願いしながらなので、こちらも気を遣ってしまうかと思ったのですが、そんなことを考える暇がないくらい楽しませていただきました。
引用:クライアントパートナーズを利用された方の口コミhttps://www.clientpartners.jp/service/00840.html
「介護福祉士の資格を持つスタッフ」がいたり、「車椅子の介助経験のあるスタッフ」がいた例にもなりますが、介護のサービスの提供ではないので資格は不要です。
しかし、ないよりもあった方が利用者の安心感も高まります。介護職員初任者研修は受験資格もありません。
介護の基本的な部分を勉強するためにも、持っておくことをおすすめします。
※参考サイト:介護資格の種類と職業https://www.acpa-main.org/kaigoshikaku.html
便利屋フランチャイズは、特別な経験や資格がなくても、自分のペースで地域貢献できる魅力的な事業です。
シニア世帯や、お年寄りのお一人暮らしの方も増加傾向にあります。便利屋フランチャイズはお年寄りの生活を支え、地域社会に貢献できるやりがいのある仕事です。
家事代行、農作業の補助、ペットのお世話、草むしり・剪定、家屋の修繕、ゴミ出し、引っ越しに伴う荷物の運搬・整理まとめ
介護保険が認定されないという方、介護保険ではまかなえない困りごとなどを解決してほしいという方もいます。
そういう方の生活援助サービスを便利屋で行うことで、お年寄りの方やご家族をサポートしていくことができます。
医療・看護などの行為はできません。また、介護事業所ではありませんので介護保険は適用されません。
どのフランチャイズもお年寄りの方が利用しやすいようにしてあります。どのフランチャイズで開業をしても問題はありません。
ポイントはお年寄りのお客様の場合は、WEBよりもチラシでの集客が効果的なので、開業時に本部が準備するチラシの枚数をチェックしましょう。
便利屋お助け本舗 | 便利屋お助けマスター | おうちの御用聞き家工房 | |
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チラシ | 大小各1万枚 | 折込/3万部・A4/1万部 | 折込10万部 |
チラシの枚数の記載があるのは、フランチャイズ6社のうちの半分の3社でした。家工房は高齢者向けの便利屋に特化しているので、チラシの枚数も多くおすすめです。
介護タクシーを経営している方は、通院の付き添い、薬・書類の受け取りおよびお届け代行、日用品、食料品等のお買い物の代行などを行う、介護タクシー事業者が行う救援事業(便利屋タクシー)がおすすめです。
「救援事業の業務遂行のために走行する場合はタクシーメーターを使用しない」、「「救援」の表示をすること」など、細かい決まりはあります。
詳しい内容はこちら:国土交通省「タクシー事業者が行う救援事業等について」>>
デイサービスや訪問介護などの介護サービスを行う事業者の方が便利屋のサービスを行うことも増えています。
介護保険が認定されないという方のサポートや、介護保険ではまかなえない困りごとを解消したり、特に生活支援が行えるので利用者の方は喜ばれているそうです。
ホームヘルパーや介護士などの資格をもつ人が個人で便利屋を開業して、介護保険のサービスでできなかったことをやっていきたい!と開業される方がいます。
管理人が運営しているコミュニティの中にも、介護関連に特化した便利屋さんが増えています。
興味がある方やお年寄りをサポートする便利屋を経営したいという方はぜひ参加して、もう事業を行っている方に色々と教えてもらうのもおすすめです。
ラインオープンチャットの「介護関連に特化した便利屋さんのコミュニティ」です。
高齢者ビジネスで地域貢献!ということで便利屋さんの中には介護関連の業務を行っている方が増えています。
ちょっとしたお出かけや庭の手入れなど、介護保険のサービスでは利用できないようなことを提供していきます。
介護関連のお仕事をしてきた方が開業するケースも増えており、介護保険外の部分を支えることができると注目です。
現役の便利屋である管理人は、複数のLINEのオープンチャットコミュニティを運営しています。
現在100名ほどの参加者の方が情報交換しています。LINEが使える方は簡単に参加できますのでどうぞご覧ください。
弁護士ドットコムというサイトは弁護士の先生に、様々な質問をすることができます。※引用サイトはこちらhttps://www.bengo4.com/
これから便利屋をしようと考えている方が質問をしているので、ぜひ参考にしてください。
便利屋への依頼で年配のご婦人から、買い物と老人ホームに入所している旦那様の所へ面会に連れて行って欲しいという依頼なのです。車で連れて行って欲しいとの事ですが、車で連れて行くと白タク扱いになるのでしょうか?
白タクとは国の許可がない状態で、運送業を行う違反タクシーのことです。
お金をもらってお客様を送迎するということは、白タク行為となる可能性が高いのでやめておきましょう。発覚すれば、『3年以下の懲役または300万円以下の罰金』になります。
困っているお客様にお願いされたら断りにくいですがこれは違法です。
車に乗せて事故にでもあってしまったら、問題はさらに大きくなってしまいます。トラブルを防ぐためにもそういったご依頼はできないと、あらかじめ説明しておくのもよいでしょう。
「高齢者や障害者向けの車送迎を個人で始めたいのですが、何から着手すればいいのでしょうか?」というように、Yahoo!知恵袋にも同様な質問が掲載されています。
※参考ページはこちらhttps://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question_detail/q1347382353
近年、高齢者向け便利屋が増えており、競争が激化しています。
当サイトでは5年ほど前から店舗数を調査していますが、全国各地でフランチャイズはもちろん個人で経営されている便利屋も増えています。
開業にあたっては事業計画をしっかりと作成し、便利屋を経営するなかで必要な資格・許可を取得する必要があります。
フランチャイズでの開業は長年の経営で培った、地域のマーケティングやターゲット顧客層といったデータが集まっており、オーナーが経営をやりやすいようなサポートも充実しています。
また、便利屋フランチャイズは比較的初期費用が少なく、開業しやすいというメリットがあります。しかし、成功するためには、努力と忍耐が必要です。
フランチャイズが気になった方は説明会に参加してみることをおすすめします。
お年寄りのサービスは様々な種類がありますが、介護サービスやボランティア、住民主体の相助活動だけでは限界があります。
そのため、便利屋はさらなる成長が期待できるサービスと言えます。
全国的に便利屋の数が増えており、お年寄りの方たちの認知度も上がっています。
私が便利屋についてビジネス目線で語ったnoteがあるので、もしよかったら読んでみてください。この記事は実際に便利屋を0からはじめてみて、実際にやってみた経験や自分が思った素直なことをまとめてみました。
\noteはこちら/
お年寄りで利用される方の多くはネットではなく、顔写真入りのチラシからの反応が多いようです。いちど利用してもらうとそこからはリピーターなってくれることも多く、ご友人を紹介してもったりもします。
依頼していただくという事は、誰かにお願いしたい困りごとがあるということです。人手が必要な時に、家族に変わって寄り添うことができるのが便利屋ができる高齢者サービスだと感じます。
便利屋は柔軟なサービスを提供することができるうえに、サービスの時間や頻度も調整できるため、お年寄りのライフスタイルに合わせることができます。
また、便利屋は地域に密着しているため、お年寄りが地域に根ざした生活を継続するためのサポートを提供できます。
また、高齢者施設やケアマネジャーさん、自治体からの需要も高く、誠意をもって仕事し信用を積み重ねていくと、新しいお仕事やご紹介をいただけるようになります。
お客様ファーストを徹底することで感謝され、リピートに繋がります。開業した地域の高齢の方の生活をサポートしていきましょう。
当サイトの管理人は便利屋の経営をしています。
「個人で便利屋を開業したい」「フランチャイズでの開業はどこがいいのか迷っている」という方は、30分~1時間くらいの無料相談も受け付けていますので、まずは無料メール相談にてご連絡ください。
便利屋のコミュニティを運営しており、フランチャイズで経営している方の情報はもちろん、個人で便利屋を経営している方のお悩み相談なども対応しています。
コミュニティに参加すると多くのメリットがあるので、便利屋を開業している方も、これから開業しようと考えている方も、気軽に参加してみてください。