便利屋フランチャイズNo.1の店舗数を誇る「便利屋お助け本舗」と、便利屋フランチャイズ6社の中で最も創業が古い「町の便利屋さんファミリー」を比較します。

お助け本舗VS町の便利屋さんファミリー|便利屋フランチャイズどっちが良いか徹底比較

お助け本舗VS町の便利屋さんファミリー|開業資金の比較

家工房は情報が公開されている6社のうち最も開業資金が高いフランチャイズです(※6社のうち「便利屋ベンリー」は開業資金が不明)。管理人が調査を始めた2019年は190万円ほどで開業できていましたが、毎年値上げを繰り返しています。

 

その一方で、お助け本舗は全く開業資金の値上げを行っていません。

 

お助け本舗 ファミリー
加盟金 104,762円 330,000円
研修費 73,333円 495,000円
研修期間 3日間 2週間
資機材費 817,143円 660,000円
開業費合計 995,238円 1,485,000円
資料請求 資料請求

 

2社の開業費の差は50万円ほどあります。しかし、費用だけでフランチャイズを決めてしまうのはやめておきましょう。研修や本部からのサポートなど、細かい情報を比較してみなければどちらが自分にあっているのかわかりません。

 

少しでも安く便利屋を開業したいという方はお助け本舗を選んでもよいですが、説明会に参加してフランチャイズのことをより理解して加盟することをおすすめします。

 

研修は必要最低限を教える「お助け本舗」に対して、ファミリーの方はしっかりと時間をかけて教えてもらえます。

お助け本舗VS町の便利屋さんファミリー|ロイヤリティの比較

フランチャイズではロイヤリティの支払いが必須です。

 

これはお店の名前を使わせてもらうことと、様々なノウハウやサポートを受けるために必要な経費と考えるとよいでしょう。

 

フランチャイズで便利屋を開業したい!という方の多くは未経験からの開業ということで、手厚いサポートが用意されています。そういった継続的なサポートの費用としてロイヤリティを支払うのです。

 

お助け本舗 ファミリー
ロイヤリティ 52,380円 55,000円

 

ロイヤリティは6社を比較しても5万円程度なので、2社ともに平均値ということがわかります。

 

少しでも安く便利屋をはじめたいという方は、「便利屋お助け本舗」を選ぶとよいでしょう。もしも、細かい部分も知りたいという方は、両方とも資料請求をしてみることをおすすめします。

 

便利屋に限らず多くのフランチャイズで、契約期間中に解約をしてしまうと違約金を払うことになります。「ロイヤリティの◯ヶ月」という所もあるので、契約前にもしもに備えてそういった情報も集めておきましょう。

 

関連記事:便利屋フランチャイズの競業避止義務|フランチャイズ脱退・独立

お助け本舗VS町の便利屋さんファミリー|研修内容の比較

2社の研修で大きく違うのは研修期間です。もちろん、内容も費用も違います。

 

未経験の方で便利屋を開業したいという方は研修を丁寧にしてくれる便利屋さんファミリーがおすすめです。

 

お助け本舗 ファミリー
研修費 73,333円 495,000円
研修期間 3日間 2週間

 

便利屋お助け本舗

 

研修は渋谷区の本部事務所にて、営業・業務・事務作業等に関する研修が3日間行われるとホームページに記載があります。

 

他の店舗は1週間や10日間の研修が行われるので短いような気がしてしまいます。

 

しかし、「依頼の多くは日常生活での困りごとあので特別な技術が必要な作業はほとんどありません」という本部の考えによりこういう期間になっているようです。

 

町の便利屋さんファミリー

 

研修風景
研修風景(公式サイト「フランチャイズ加盟店募集」ページより引用

 

開業前に2週間(14日間)の研修が行われます。便利屋になるために必要な経験とノウハウを、現場のプロから親切・丁寧に教えてもらうことができます。

 

ホームページには実習風景が細かく紹介されており、庭の手入れやエアコンのクリーニング、トイレの詰まりを処理するような水回りのメンテナンスなど、様々な技術を得ることができることがわかります。

 

便利屋さんファミリーの特長として技術やノウハウを習得して、自分で自由に開業することができる「自由開業コース」があるのも魅力です。エアコン関連の技術や、ハウスクリーニング、水廻りのメンテナンスなど10万円~学ぶことができ、契約期間もなくロイヤリティも必要ありません。

 

自分に不足している事や、新たに必要としている技術、便利屋の基礎的な部分など知識を取り込むことができます。今現在している事業にプラスして開業したいという方にもおすすめです。

お助け本舗VS町の便利屋さんファミリー|開業条件の比較

こちらでは、開業までの細かい情報を記載します。

 

2社ともに自宅で開業できるので、事務所費を抑えたいという方にはおすすめです。

 

お助け本舗 ファミリー
開業費のローン
法人・個人での加盟
店舗の有無 無店舗OK 無店舗OK
副業としての開業
損害保険
契約期間 3年 3年
エリアの縛り

 

「便利屋お助け本舗」の公式サイトにはよくある質問のページがあり、テリトリーについてや作業中のトラブルの保証についても記載があり安心感があります。

 

特に、「お客様との間でトラブルがあった場合は顧問弁護士が対応致します」という記載があるのは、6社のなかでもお助け本舗だけです。

 

こちらの情報をすべて公開しているのは便利屋お助けマスターのみです。開業費もそれほど高額ではなく、サポートも充実しているので、当サイトで現在最もおすすめできるフランチャイズです。

お助け本舗VS町の便利屋さんファミリー|店舗数の比較

お助け本舗は関東での人気が高く、店舗同士で顧客の取り合いにならないか心配です。

 

あまり密集してしまうとそういった心配もありますが、公式サイトには「営業テリトリー(商圏)は、人口10万人/5万世帯を目安に1店舗としています」という記載はあります。

 

便利屋さんファミリーは一時期、店舗数が減少してしまっていましたが、最近また店舗数が増えています。

 

また、自由開業コースはフランチャイズの店舗には含まれないので、ここで修行した大勢の便利屋さんが全国にいることも忘れてはいけません。

 

※2024年7月調査情報

お助け本舗 ファミリー
北海道・東北 10 4
関東 155 62
信越・北陸 12 7
東海 27 8
関西 48 3
中国 4 4
四国 2 2
九州・沖縄 23 5
合計 281店舗 95店舗

 

お助け本舗 ファミリー
2020年 230 95
2021年 272 84
2022年 276 89
2023年 266 95
2024年 281 95

 

便利屋さんファミリーは店舗数は、急激に店舗を増やしているわけではありませんが、急激に減ることはありません。

 

そのため、今ある店舗を大切にしているという事がわかります。ここに便利屋フランチャイズをこれまで長い間引っ張ってきた理由があるようです。

お助け本舗VS町の便利屋さんファミリー|集客方法の比較

お助け本舗 ファミリー
資機材・販促費 81万7,143円 66万円
WEB制作
本部紹介
チラシ 大小各1万枚 記載なし

 

便利屋お助け本舗の集客

 

開業するときに、販促・書類一式で817,143円かかります。その中には、こうした集客に必要なアイテムが用意されています。

 

  • その中に、ホームページ(PC・スマホ・携帯)制作
  • 営業ツール一式、販促物一式
  • 印刷物一式(チラシ大小各1万枚含む)

 

WEB集客について

 

「便利屋 お助け本舗」で検索を行うとすぐにお住まいの地域のページにたどり着くことができます。わかりやすい料金体系なので、どんな年代の方でも利用しやすいようです。

 

チラシ集客について

 

集客アイテムとしてこのようなチラシも用意されており、テレビやラジオ、雑誌、WEB広告などにも露出しているので、チラシを手にした方が、「あっ!きいたことある!」と感じる方も多いようです。

 

開業後も本部がしっかりとバックアップしてくれるので、初心者の方も安心して開業することができます。

 

町の便利屋さんファミリーの集客

 

フジTV 「とくダネ!」、TBS「白熱ライブビビット」などメディアでの露出も多く、知名度も高い便利屋です。

 

情報系のテレビ番組にも頻繁に出ているので、チラシを見たお客さんが「あのテレビで見た便利屋さん」と覚えてくれていることも。

 

WEB集客について

 

資機材費(660,000円(税込))の中にホームページ制作代が含まれています。「便利屋さんファミリー」で検索すると出てくる公式サイトは、「見積もりフォーム」と「フリーダイヤル」が用意されているので、どの地域の方かたも依頼を受けることが可能です。

 

チラシ集客について

 

ファミリー

 

チラシやテレビといった情報は、インターネットを使わない高齢者のところへも届きやすく、本当に困っているからこそ利用してくれます。特にオープンのチラシは「お試しキャンペーン」や「〇%割引」といった便利屋のサービスを知ってもらうために、利用しやすいしくみが準備してあります。

 

  • 加盟金を払う『フランチャイズコース』
  • 加盟金・ロイヤリティなしの『自由開業コース』

 

開業コースは2つ用意されており、あまり予算がないけれど便利屋としての技術を得たいという方も開業しやすいしくみがあります。

 

『自由開業コース』の方は加盟金やロイヤリティがないですが、便利屋総合保証や技術経営・営業面でのサポートを受けることができません。

 

『フランチャイズコース』ならば、開業キット60万円の支払いが必要な代わりに、店舗専用のホームページの作成や広告チラシも本部が行ってくれるので、集客もとても楽にできます。

お助け本舗と町の便利屋さんファミリーーはどんな方におすすめ?

お助け本舗がおすすめな方

  • 便利屋での修行の経験があり、ある程度の作業に自信がある方
  • 初期投資を安くして、最短で便利屋になりたい方

 

お助け本舗をおすすめしない方

  • 丁寧な研修を希望している方
  • 他業種などから未経験で開業を希望している方

 

お助け本舗の開業店舗は減少傾向にありますが、関東での人気は高いままです。

 

開業者を募集するサイトには「本部からのサポートがある」という記載はありますが、細かい記載はないので説明会でぜひお尋ねください。

 

便利屋さんファミリーがおすすめな方

  • フランチャイズではなく自分で開業してやっていきたいという方
  • 丁寧な研修を受けて開業をしたいという方

 

便利屋さんファミリーをおすすめしない方

  • たくさん技術があり研修を必要としてない方
  • 本部のミーティングやオーナー会などの集まりに参加したい方

 

研修をあまり必要としていない方は、最小限の研修(3日間)で開業できる便利屋お助け本舗がおすすめです。

 

便利屋さんファミリーには本部のミーティングやオーナー会などの記載はありません。こういうイベントがあるフランチャイズに加盟したいという方は、家工房を選択することをおすすめします。

 

 

 

  • 町の便利屋さんファミリー
  • 町の便利屋さんファミリー
  • 6社の中で最も創業が古い便利屋
  • 開業資金 1,485,000円

どの便利屋か迷っているなら

サイト運営者の株式会社ウェブグロースの代表取締役の堀場です。町田市の地域密着の便利屋困りごと解決本舗の創業者でもあります。

 

もともとウェブ集客や集客全般が得意だったので、そこまで困らずにスタートアップすることができました。これから開業しようと考えている方は、私が便利屋についてビジネス目線で語ったnoteがあるので、もしよかったら読んでみてください。

 

この記事は実際に便利屋を0からはじめてみて、実際にやってみた経験や自分が思った素直なことをまとめてみました。

 

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  • 発言しなくても情報交換や活動報告は見ているだけでも学ぶことができます。
  • 人手が足りない時に同じ地域の方に応援をお願いできます。
  • 困ったことを相談することで、他の方も学ぶことができたり、再認識できたりと便利屋のスキルをスキルアップすることができます。

 

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